代表挨拶
故人様との、
最後の旅を。
大切な方とのお別れは、何度経験しても、心の準備ができるものではありません。寂しさや戸惑いの中で、決めなければならないこともたくさんあります。そんなときこそ、ご家族のお気持ちに寄り添い、故人様と向き合う時間を大切にしていただける場所でありたい。それが、旅路の杜むくのの想いです。
私たちが大切にしたいのは、お葬儀を執り行うことだけではありません。「ありがとう」と伝えること、懐かしい思い出を語ること、言葉にできない気持ちのまま、そばにいること。ご家族それぞれのお別れのかたちを、急がず、大切にお支えしたいと考えています。
露天風呂をつくったのも、ご家族に少しでも心をほどいていただきたかったからです。木の温もりを感じる館内でゆっくりと過ごし、ときには露天風呂で外の空気を感じながら、そっとひと息つく。ご家族で「あのときはこんなことがあったね」と思い出を語り合う。悲しみがなくなるわけではなくても、張りつめた心が少しでも休まる時間になればと願っています。
旅先で過ごすように、日常から少し離れて、故人様とご家族だけでゆっくり過ごす。その最後の時間を、ご家族で歩む「最後の旅」にしていただきたいと思っています。決まったかたちに合わせるのではなく、故人様のお人柄やご家族の想いを伺いながら、「私たちらしい結びのかたち」を一緒に考えてまいります。
どうか、不安なことも、小さなご希望も、遠慮なくお聞かせください。うまく言葉にならなくても構いません。お一人おひとりの声に耳を傾け、大切な方を見送る時間に、心を込めて寄り添います。ここで過ごしたひとときが、いつか思い返したとき、ご家族の心に温かく残ることを願っています。
代表取締役 向野功一


